藤原惠洋 (九州大学大学院芸術工学研究院教授・建築史家・工学博士)
1.プロローグもしくは建築の省察への径(みち)
2.小屋への偏愛
3.津久見市のミカン小屋との邂逅
4.ミカン小屋の建築性
5.ミカン小屋の成立の背景
6.今和次郎の感受性で
7.建築の初源へ
藤原惠洋 (九州大学大学院芸術工学研究院教授・建築史家・工学博士)
1.プロローグもしくは建築の省察への径(みち)
2.小屋への偏愛
3.津久見市のミカン小屋との邂逅
4.ミカン小屋の建築性
5.ミカン小屋の成立の背景
6.今和次郎の感受性で
7.建築の初源へ
10/13-11/10/2002 (作品展示11/9-10)墨田区京島地区
この「アーティスト イン 空き家 2002」プロジェクトは、2000年、慶應義塾大学三宅理一研究室の主導により、墨田区京島地区を活性化を促すアクション・プランとして始められ、今回は2回目となる。地域振興という目標のもと、北欧のアーティストを招き、積極的な住民参加を働きかけた前回に対して、今回はアートが本来持っているはずの可能性を地域と関係づけることを中心課題としたという。この下町の街並みと人間関係がいまでも息づく京島で、ふたりのフランス人アーティストがこの地域に住み、この地域をどのように知覚し、作品化してゆくのか、そしてその作品が地域のひとびとにどのように共有されてゆくのだろうか。
2003年4月オープン予定の「和泉シティプラザ」に、宮島達男氏が市内の高齢者の参加により「Time Garden」を完成させた。建物の中央に穿たれたヴォイド、直径20mの竹林庭園のなかに120個のエメラルド・グリーンのデジタル・カウンターが散りばめられ、幻想的な光を放つ。竹のもつ生命感とともに、ひとつひとつの光はひとりひとりの輝く生命を点灯し続け、永遠に絶えることのない命の営みと時間の循環とを映し出す。