概要 |
「アートプログラム青梅」とは…
都心から1時間半ほどの距離にある西多摩青梅地区をベースに、継続的に発信するアートプログラムとして、画家の原田丕とエディターの大橋紀生が主に同地域に在住するアーティストに参加を呼びかけ、2003年に1回展「温度差7℃」をスタートさせた。青梅織物工業協同組合が管理する会場は、かつて織物の町として栄えた青梅の記憶を残している昭和初期の織物工場、旧都立繊維試験場、倉庫などの歴史的木造建築群。この初回展は会場に隣接するDining Gallery 繭蔵の協力で「2003繭蔵プロジェクト」として出発した。2回展より原田丕が代表となって「アートプログラム青梅」実行委員会を立ち上げ、以降毎年、参加アーティストへの呼びかけを広げながら、実行委員会を形成して展覧会を開催。3回展より多摩地区に所在する美術系大学の学生参加、4回展よりアーティスト交流授業、また、都立青梅総合高等学校(旧農林高校)より講堂が会場に提供され、5回展よりワークショップを展開、7回展(今展)より実行委員として青梅市立美術館が参加し、地域との交流に広がりをみせている。 |