国際シンポジウム 地域・社会と関わる芸術文化活動のアーカイブに関する
グローバル・ネットワーキング・フォーラム

GLOBAL Networking FORUM

GLOBAL NETWORKING FORUM
Archives for Cultural & Art Activities related to Social Environment
国際シンポジウム
地域・社会と関わる芸術文化活動のアーカイブに関するグローバル・ネットワーキング・フォーラム

2013.2.13.WED 18:00-21:00
会場_国際交流基金 JFICホール「さくら」

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アクチュアル・アーカイブとは?

アート活動を記録し共有することは将来の活動を支える貴重な経験・情報やノウハウの宝庫となります。近年日本でも、その手法に対する関心が高まっており、特に、現在世界中で行われている「地域・社会と関わる芸術活動」では、完成した作品ばかりではなく、創造の背景やプロセス等を知るための資料を包括的にアーカイブする動きが活発化しています。
一方で、活動を通じて作成される膨大な資料は、マンパワーや資金の不足などから散逸しがちな現状があります。貴重な活動の記録を蓄積してゆくには、その作業を効率よく行う方法を構築する必要があります。同時に、蓄積された資料群をいかにネットワークして容易に相互参照して活用できるようにするかという両面からのアプローチが必要だといえるでしょう。
そこで、文化芸術活動のアーカイブの分野で、欧米やアジアをリードする組織に参加してもらい、それらの知とスキルを相互に交換・共有・ネットワークし、公共性の高い文化資源としてゆくことをめざす国際シンポジウムを開催します。(同時通訳付)

Guest Speaker

アン・バトラー Ann Butler
バード大学キュレーター研究センター図書館・アーカイブ学(the Library and Archives at the Center for Curatorial Studies at Bard College)ディレクター、アートスペース・アーカイブ・プロジェクト、ディレクター/20年にわたり、図書館と美術館のアーカイブについて学術研究を実施、CCS Bard Library & Archives, ニューヨーク大学のFales Library & Special Collection, Guggenheim 美術館のアーカイブ構築に貢献/現代美術のアーカイブや知的財産、動画の保存などについて幅広く講義/Media Studies from the New School, and an MLS from Rutgers University修士

リー・ヨンジュ Lee Youngjoo
韓国アーツ・カウンシル(ソウル)、アルコ・アートセンター(Arko Art Center)主任キュレーター、美術館研究、特に美術館と観衆との関係性を研究/2003-2007年、 キョンギ文化財団アートセンターのナム・ジュン・パイクアートセンター(Gyeonggi Cultural Foundation the Art Centre and the Nam June Paik Art Centre TFT )のキュレーター/2009年大英博物館のマルチメディア・ガイド開発に参加/2011年、台北の美術館会議に参加/韓国で、キュレーター学士、視覚芸術研究修士、英国、レスター大学、美術館・ギャラリー研究修士

カーリン・シュテンゲル Karin Stengel
美術史家、カッセル・ドクメンタ・アーカイブ(Kassel, Documenta Archive)ディレクター/シュツットガルトにて図書館学、カッセルにて社会教育、美術史、哲学を学ぶ/1993年よりドクメンタ・アーカイブのディレクター/アーカイブ学に関するシリーズ出版を編集、ドクメンタの様々なプロジェクトや歴史に関する著作多数

前田 富士男 Fujio Maeda
中部大学人文学部教授、慶應義塾大学名誉教授。専門は西洋近代美術史、パウル・クレー、ゲーテ自然科学、芸術学/慶應義塾大学文学部大学院美学美術史学専攻博士課程単位取得退学。神奈川県立近代美術館学芸課、ドイツ・ボン大学(DAAD)、北里大学教養部、慶應義塾大学文学部、慶應義塾大学アート・センター所長をへて2010年より現職/芸術創造資源の活用に関する造詣が深く、慶應義塾大学アート・センターに土方巽・瀧口修造ほかのアーカイヴを開設。アート・ドキュメンテーション学会評議員、文科省独立行政法人評価委員会(国立美術館部会長)、中部大学国際人間学研究所所長を務める

Moderator

伊藤 達矢 Tatsuya Ito
東京藝術大学美術学部特任助教。2009年東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了(博士/美術教育)/茨城県取手市と市民、東京藝術大学の三者が共同で行っている「取手アートプロジェクト」や、「福島藝術計画×Art support Tohoku-tokyo」(2011-12)企画・運営など、数々のアートプロジェクトを手掛け、地域社会とアートを結びつける活動に従事する/現在、アートを介したオープンで実践的なコミュニティの形成を目指すプロジェクト「とびらプロジェクト」のプロジェクトマネージャ/現在進行形のアートプロジェクトのアーカイブ方法に関して実践の場から研究を行なう

主 催
東京都
東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)
特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センター
助成・特別協力
国際交流基金
日 時
平成25年(2013年)2月13日(水) 18:00-21:00
会 場
国際交流基金 JFICホール「さくら」
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-4-1
東京メトロ丸の内線 四谷三丁目駅 1番出口から徒歩3分
定 員
120名 先着順(入場無料)
応募方法
メールにて氏名、住所、職業、所属、参加者数を記入の上お申し込み下さい。
参加申込・
お問い合わせ先
特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センター
Art & Society Research Center
info@art-society.com
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