SEAラウンドトーク記録集 — アーティストは今、ソーシャリー・エンゲイジド・アートをいかに捉えているのか?



アート&ソサエティ研究センターでは、2014年よりソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA)という新たな芸術実践の調査・普及・支援活動に力を入れてきました。その活動の一つとして「SEAラウンドトーク」シリーズを、2017年10月〜2018年7月まで10回にわたり開催いたしました。

「SEAラウンドトーク」は政治や社会に関心を持つ第一線で活躍するアーティスト10名を招聘し、アーティストがソーシャリー・エンゲイジド・アートをいかに捉え、自らの創作活動と社会との関わりをどのように考えているのかを生の声で聞き、聴講者と共にディスカッションするレクチャーシリーズとして企画されました。この度、その成果をまとめ、『SEAラウンドトーク記録集 — アーティストは今、ソーシャリー・エンゲイジド・アートをいかに捉えているのか?』として発行する運びとなりました。

目次
03 こあいさつ
04 SEA ラウンドトーク実施概要
06 SEA ラウンドトーク講師 プロフィール
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08 清水美帆|アートの楽屋―アーティストの視点から考えるアートと社会の関係
16 山田健二|ホスト・スノーデン時代の映像表現
26 高山 明|演劇と社会
36 藤井 光|SEAは可能か?
46 ジェームズ・ジャック|海を中心とするSEA (=Socially Engaged Art and Southeast Asian Art)
56 池田剛介|コトからモノヘ―芸術の逆行的転回にむけて
64 竹川宣彰|ワークショップ:差別団体のデモに抗議してみる
74 岩井成昭|辺境=課題先進地域に求められるアートとは?
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84 おわりに

A4判|本文86頁|定価:1,000円(税込、送料含む)

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