『ア・ブレイド・オブ・グラス』 日本語版第2号を発刊
『ア・ブレイド・オブ・グラス』は、ソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA)に取り組む米国のアーティストに対し、プロジェクト資金の助成と活動支援を行っている非営利芸術団体「A Blade of Grass (ABOG)」が2018年秋に創刊し、ウェブサイトで公開している年2回刊のマガジンです。アート&ソサイエティ研究センターでは、ABOGの協力を得て、このマガジンの日本語版を編集・公開しています。
第2号のテーマは「WHO(誰)」。「SEAは誰がつくり出すのか」に焦点を合わせた6本の記事が掲載され、「アーティストに聞く」では、アクティビスト・アーティストとして知られるドレッド・スコットが読者からの質問に答えています。また、ABOGの創立者でエグゼクティブ・ディレクターのデボラ・フィッシャーによる芸術機関の在り方に関する連載エッセイが始まりました。日本語版第2号では、以下の記事を翻訳掲載しています。
- 第2号イントロダクション
- パートナーとしての市:行政機関とコラボレートする3人のアーティスト
- 「金継ぎ」というアート:若者、警察、馬がケアの政治を覆す
- とどまり、聞き、統合する:アパラチアの過去と現在を音でつなぐ
- インスティチューションを進化させる:誰が帰属するのか?
- アーティストに聞く:ドレッド・スコットが質問に答える
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