「つながるえほん」ワークショップ その後

講師に榎元久宰さんをお迎えして、第13回お茶の水アートピクニックの関連イベントとして開催した、みんなで一冊の絵本を作る「つながるえほん」ワークショップは、その後の展示を含めて無事にひと段落となりました。

<ワークショップ当日>

講師の榎元久宰さんよりイントロダクション

講師の榎元久宰さんよりイントロダクション


開催日時:2016年10月8日(土)
 午前の部 10:00-12:00
 午後の部 13:30-15:30
開催場所:丸善お茶の水店前スペース

秋から冬へと移り変わるお茶の水の街をテーマに、参加者が一人一ページを作成。
どのページを担当するかテキストを選び、参考写真を元にイメージを膨らませ、色紙を選び、ハサミで切って、色鉛筆で描き込みをしたり、大人も子供も集中力を発揮して、2時間はあっという間に過ぎていきました。

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お天気が心配でしたが、午後は雨も上がり、満席に。アートピクニックの音楽が聞こえてくる中、思い思いに制作が進み、無事に終了となりました。

<その後>

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参加者の方へはそれぞれのページを榎元さんがポストカードにして下さり、後日、封筒に入れて郵送。

親子でご参加の方から嬉しいお礼のお返事もいただきました。(ありがとうございます!)

榎元さんによって製本され完成した大きな絵本作品
(A3サイズ2冊)は丸善お茶の水店の一階
児童書コーナーのスペースをお借りして展示しました。
展示期間:2016年10月22日(土)-11月5日(土)
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午前の部と午後の部、同じテキストと素材を元に制作されたわけですが、全く違った2冊となったことも面白かったです。どのページも個性的で味わい深く、にもかかわらず自然と次のページへとつながっていました。

書店を訪れた多くの方にもページをめくって見ていただけたようで、このワークショップの”つながる”に込めたねらいに届いたのではないかと思っています。

丸善お茶の水店の細川店長と榎元さん

丸善お茶の水店の細川店長と榎元さん

そしてさらに、各方面より好評だったポストカードが丸善お茶の水店の一階児童書コーナー付近にあるボードに展示されることになりました。
12/21に設置を終え、来年2017年1月20日ごろまで約1ヶ月の予定で展示されています。書店を訪れる方々と、このワークショップからのやわらかなつながりはこの先もしばらく続きます。

講師の榎元久宰さん、お茶の水アートピクニック関係者の皆様、丸善お茶の水店様、参加者の皆様、足をお運び下さった皆様、
ありがとうございました。

絵本のテキスト(by Hisatada Enomoto)

長いかげがのびていきます
川の水もつめたくなりました
虫たちは土にもぐります
葉っぱがきいろくなります
空が赤くなりました
電車が駅につきます
あったかいコートをきます
夜がはやくやってきます
本屋さんにもあかりがつきました
みんな家にかえります
坂の街はゆっくりと冬になります

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