現状調査の内容を報告書にまとめ、保管状況の問題点を確認しながらアーカイブ構築の進め方を協議していきます。例えば、収納方法の改善点や、資料の形態や劣化状況ごとに適切な保管方法を確認していきました。今回は、2014年に創業100周年を記念して発行された社史の編纂時に収集された資料の整理と活用を中心に取り組んでいくことにしました。
基本的な実施フェーズは、「現状調査」「評価選別」「保存」「デジタル化」「公開」という段階で進めていきます。全ての資料をアーカイブすることはリソースなどの課題で難しいこともあります。そのために本来の目的であった貴重資料の保存や活用を実現できなくなってしまうこともあります。着実に取り組んでいくために優先度や取り組みやすさを洗い出し、今年度の取り組みでやることを定めていきました。
また、アーカイブ推進のために次のような準備も協議しながら確認し作業環境を整えてスケジュールを組み立てていきました。