社会と関わりをもつアート活動は、私たちの社会をより多様で豊かなものへ変えていく社会的意義をもち、その知の蓄積はアーカイブとしてこれからの文化を支える資産となっていきます。
アート活動をアーカイブとして未来に伝えていく手法を普及させるために、さまざまな観点からアート・アーカイブの意味と価値の理解を深める教育支援プログラムを実施しています。
アート&ソサイエティ研究センターは、プロセスを重視したかたちに残りにくいアート活動の記録を残し将来に生かしていくために、これまでも「地域・社会と関わるアート」のアーカイブの意味と価値への認識を高める教育支援活動を実施して…
新型コロナウィルスの感染が拡がった2020年度から始まったオンラインプログラムです。アート・プロジェクトの現場で抱えるアーカイブの課題や現状を調査するオンライン・アンケートや、アーカイブのノウハウをまとめた映像コンテンツ…
「アーカイブ・ツアー」は、様々な機関・施設で取り組まれているアーカイブ活動の現場を訪問する少人数制ツアーです。普段は見ることができないアーカイブ活動のバックヤードを、専門家の案内で見学します。 ツアーを通じてアーカイブ活…
全国のアート・プロジェクト実施団体に対して、資料の保存状況や、アート・プロジェクトのアーカイブに対する考えを伺うインタビューシリーズ。 これまで詳細には拾えてこなかった様々なアート・プロジェクト実施団体のアーカイブ状況に…
アートプロジェクトでは記録が体系的に管理され、その成り立ちやプロセスが残されていくことが重要になります。しかし、プロジェクトの現場ではなかなか実践が難しく、「残しきれていない」という現実があります。 今年度プログラムでは…
アート活動を記録し共有するためのアート・アーカイブについて各国の手法を語り合う国際シンポジウム。完成した作品ばかりでなく、創造の背景やプロセスなどを包括的にアーカイブする手法は、将来の活動にとって貴重な経験・情報やノウハ…
P+ARCHIVEは、地域・社会と関わるアート活動のアーカイブを構築・公開すると同時に、アート・アーカイブに関わる人材を育成することを目指しています。2012年度の人材育成レクチャー&ワークショップではアーティス…
アート活動の現場では、膨大な資料や書類が日々蓄積されていきます。これらは個人や団体の将来の活動を支える貴重な情報やノウハウ、経験の宝庫です。しかし、現在進行中の運営や製作の作業に追われ、それらを整理、保存する余力がないの…
都市や地域と結びついたアート活動が日本全国で活発に実践されている現在、美術館や美術専門施設内での活動と異なり、その活動資料や記録は散逸していく傾向にあります。こういったアート活動の資料を保存し、公開し、活用していくことは…