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種は船 in 舞鶴 アーカイブ

2012年度に、現在進行形のアートプロジェクトの記録を「走りながら残す」というトライアルとして、『種は船 in 舞鶴』をアーカイビングに取り組みました。「いかに資料を失うことなく効率的に残していくか」という課題のもとに、”レコードマネジメント”という新たな手法も導入されていきました。 いくつかのフェーズに分けて未来に向けて残されるアーカイビングに取り組み、「種は船」プロジェクトの多様な記録資料を整理・目録作成・デジタル化に取り組みました。

『種は船 in 舞鶴』とは?
アーティスト日比野克彦が、朝顔の種の形を模した「船」を創作する『種は船』プロジェクトの舞鶴版(金沢、新潟、水戸、横浜、鹿児島などで実施)。全国各地で行われている朝顔の種を運ぶ『明後日朝顔プロジェクト』から、「種が土地や植物の記憶を運ぶ〈乗り物〉であるように、船が物流・交易の要となって物を運び、人々の思いや記憶を運ぶ」という着想を得て、2010年より3カ年計画でスタートしました。 海の繋がりの視点から新たな価値観を創造し「水域文化」を構築していくプロジェクトです。