P+ARCHIVEは、地域・社会と関わるアート活動のアーカイブを構築・公開すると同時に、アート・アーカイブに関わる人材を育成することを目指しています。2012年度の人材育成レクチャー&ワークショップではアーティスト日比野克彦による「種は船プロジェクト」をケーススタディとして、現在進行形のプロジェクトのアーカイビングに取り組みます。
そこでは、アーカイブズの基礎を学ぶとともに、ワークショップを通じて「種は船プロジェクト」の資料を実際に手にとって整理やリスト化、さらには公開までの作業を習得していきます。これらを通じて、アーカイビングの一連のワーキングを経験することが可能となります。そして最終的には、記録・保存を効率的に行うアーカイビングのフレームやマネジメント方法を参加者で共有することを目指しています。