ART & SOCIETY RESERCH CENTER

P+ARCHIVE

2024.09.12

長久手市文化の家アーカイブレクチャー

レクチャー風景 画像提供:長久手市文化の家

長久手市文化の家より依頼を受け、文化の家スタッフを対象としたアーカイブレクチャーを2019年12月18日に実施しました。

文化の家は1998年に開館し、2018年に開館20周年を迎えました。長久手市に根ざした劇場として、地域住民に向けた文化事業を長年続けてきました。長久手市が運営しているこの劇場では、「長久手市文化芸術マスタープラン」を策定し、その中でアーカイブの保存・活用方策の検討を2018年から開始しています。劇場という表現の現場において、地域住民にとっても価値ある活動をどのように継承していくかは、どの劇場においても共通する課題であり、私たちが取り組んでいるアート・プロジェクトの現場とも重なるテーマです。

文化の家が開館20周年の節目にアーカイブ構築を始めたことを受け、私たちのアーカイブ活動「P+ARCHIVE」の実践を中心に、アーカイブ構築に必要なポイントについてのレクチャーを実施しました。劇場で実際に働く皆さまと直接意見交換をする中で、私たち自身も多くの学びを得る貴重な時間となりました。今後、文化の家におけるアーカイブ活動がさらに進展するよう、支援につながることを期待しています。

レクチャー風景 画像提供:長久手市文化の家