ART & SOCIETY RESERCH CENTER

P+ARCHIVE

2021.10.07

[P+ARCHIVEレクチャー・シリーズ Vol.1]
震災から10年。複合災害被害地域の「文化」を考える

「P+ARCHIVEレクチャー・シリーズ」では、アート活動に関わるアーカイブの理解をさらに広めるために、さまざまな分野の専門家の皆さんを講師に招いたレクチャーを開催します。

第1回目となる今回は、人間文化研究機構国文学研究資料館准教授、NPO法人歴史資料継承機構じゃんぴん代表理事の西村慎太郎さんからお話を伺います。

開催概要

日 時:2021年11月5日(金)18:30〜19:30 (予定)
参加方法:Zoomウェビナーによるオンライン開催
参加費:無料
定 員:30名程度(先着順) 
講 師:西村慎太郎
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レクチャーでは、西村さんが代表理事を務める「NPO法人歴史資料継承機構じゃんぴん」での取り組みを中心にご紹介いただきます。
被災地での資料のレスキュー活動についてや、地震、津波、そして放射能汚染によって「複合災害被害地域」となった福島県浜通りの「文化」を構築していくために、地元の方々とともに取り組んでいる「大字誌(おおあざし)」の編纂活動について伺います。
西村さんのレクチャーを通じて、かたちあるものとして資料を残すことや、地域の歴史と文化を共有することの大切さを参加者のみなさんと一緒に考えていきます。

講師プロフィール

西村慎太郎|Shintaro Nishimura
人間文化研究機構国文学研究資料館教授・NPO法人歴史資料継承機構じゃんぴん代表理事。博士(史学)。専門は歴史学、地域歴史資料の保全と共有。
主要編著書に『宮中のシェフ、 鶴をさばく』(吉川弘文館、2012 年)、『大字誌両竹』1・2(蕃山房、2019 年・2020 年。泉田邦彦共編。続刊)、『「大字誌浪江町権現堂」のススメ』(いりの舎、2021年)。

お申し込み

参加ご希望の方は、下記のZoomウェビナー登録フォームよりお申し込みください。

イベントは終了しました。

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主催:NPO法人アート&ソサイエティ研究センター