第4回は9月19日(木)に文化庁国立近現代建築資料館に訪問します。
第4回目となるツアーは、2013年に開館した建築資料のアーカイブズ施設、文化庁国立近現代建築資料館を訪問します。
建築家自身の作家性が見られる建築資料は、美術資料と共通した課題や特徴を持っています。プロセスを重視した記録や、多くのスタッフや関係者と協働して完成させる建築は、近年広がっているプロジェクト型アート活動においても共通が見られます。
本ツアーでは、会期終了が近い注目の「安藤忠雄初期建築原図展」を解説いただきながら鑑賞できます。また、普段は入れない収蔵庫内などバックヤードスペースをツアー形式で見学し、国立近現代建築資料館で取り組むアーカイブズ活動の実践と資料の活用についてご案内いただきます。
建築アーカイブズに対する理解を深め、美術資料のアーカイブ構築の先行事例として学ぶ機会として、ご興味ある方はぜひご参加ください。
ツアーの詳細、お申し込みについてはこちらページをご覧ください。
—
前回までにアーカイブ・ツアーの様子はレポートで公開していますので、合わせてご覧ください。
第1回目レポート「東京都写真美術館」
第2回目レポート「国立映画アーカイブ」
—
■ 「アーカイブ・ツアー」とは
このツアーは、様々な機関・施設で取り組まれているアーカイブ活動の現場を訪問する少人数制ツアーです。普段は見ることができないアーカイブ活動のバックヤードを、専門家の案内で見学します。