今夏、兵庫県の伊丹市美術館で「O JUN×棚田康司『鬩(せめぐ)』」展が開催されています。
開館30周年「O JUN × 棚田康司『鬩(せめぐ)』」展
会期:2017年7月8日(土)-8月27日(日)
http://www7.kobe-np.co.jp/blog/semegu_itami
カタログ制作の際にアート&ソサイエティ研究センターより資料提供で協力させていただき、完成した本展カタログを伊丹市美術館よりご恵贈いただきました。
O JUNさんと棚田康司さんは、1997年に開催された「モルフェ’97ー連鎖ー」で小原流会館を会場として開催された「家族 O JUN 棚田康司」展で初めて二人展を行いました。今回の伊丹市美術館での展示は、1997年のモルフェ、2005年のミヅマ・アクションでの展示を経て、3度目の二人展になります。
Oさん、棚田さんの最初の二人展も開催された、「モルフェ」の資料はアーカイブズ資料としてA&Sに寄託いただいています。この資料は3331のアーカイブルームで閲覧いただくことができ、またデジタルアーカイブでも公開しています。
http://www.art-society.com/parchive/morphe
7ー8月の展示に向けて伊丹市立美術館の岡本さんよりモルフェ資料についてお問い合わせいただき、目録から該当資料の提示と閲覧対応、デジタル化のための資料貸出を行いました。
今回、新たにデジタル化されたモルフェ’97のパンフレット表紙や当時の展示風景はカタログにも掲載されています。20年前のお二人の原点をアーカイブズから知ることができる、貴重なページとなっています。
伊丹市美術館での二人展は8月27日まで続いており、会期中もOさん、棚田さんが公開制作を行っています。
ぜひ会期中に展示をご覧いただき、デザイン性の高い本展カタログもお手にとってみてください!
P+ARCHIVE