今年度中に完成を目指しているアーカイブ・キットに向けて、まずはアートプロジェクト団体が、その活動でどのような資料が発生しているのか考察しています。
昨年度から継続してアーカイブに取り組んでる「種は船」プロジェクトをケーススタディとして、9月13日に齋藤柳子さんとともに、目録化された資料の洗い出しを行ないました。
プロジェクトターでリテンション・スケジュール表を映し出し、一つ一つの項目を検証しながら、アートプロジェクトならではの資料の特徴をディスカッションしていきます。
どのような資料が多く発生して、どのような資料が大切にされているのか。
また、組織として運営するうえで、残すべき資料が残すことができているのか。
残せていないとしたら、どのような指針が必要なのか。
一つ一つの疑問について、意見交換しながら目指すべき着地地点を見つけていきます。
「種は船」アーカイブ資料の洗い出しを通じて、キットの土台作りが進行中です。
T.I