第2回レクチャー「アーカイヴ的思考(archival mind)について」は、講師に慶應義塾大学 アート・センター アーカイヴ担当、上崎 千氏をお迎えして、8月19日(木)19:00から開催します。
今回は、3331 Presents TOKYO: Part2 「東京が育む、今と未来」の関連イベントとして、公開レクチャーです。
受講生以外の一般の方もご参加いただけます。
レクチャー前に、ボルヘスの『続審問』(岩波文庫)のなかの「ジョン・ウィルキンズの分析言語」という章を読んでおくという課題が出ています。
□上崎千(うえさきせん)氏 プロフィール
1974年生まれ。芸術学、批評、アーカイヴ理論。1998年、多摩美術大学大学院美術研究科修了。2007年度より、慶應義塾大学附属の研究所(アート・センター)にて戦後日本の芸術に関するアーカイヴの設計、構築に従事。同大学非常勤講師。アーカイヴをテーマとした主なテクスト=「岡崎乾二郎のディプティック」『SAP Journal』10号(セゾンアートプログラム、2003年3月)、「印刷された問題(printed matter)——ロバート・スミッソンの眺望」『アイデア』320号(誠文堂新光社、2007年1月)、評論集『アーカイヴ的思考のために』(慶應義塾大学アート・センター、2010年)など。
慶應義塾大学 アート・センター アーカイヴ
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